同窓会誌  第9号より引用

同窓会会長退任のご挨拶


6代 同窓会会長 浦野哲盟氏(2期生)

浜松医科大同窓会会長を2期4年間務めさせていただきました。会員の皆様、また本学の先生方の多大なご支援をいただき、無事任期を終了できましたことを心から御礼申し上げます。

浜松医大及び同窓会の発展を願い活動を続けてきたつもりですが、その他に、同窓会の存在及び活動を会員はもとより現役学生に知ってもらうことにも心を砕きました。 同窓会学術奨励賞の創設もその一環であります。医療という幅広い分野の中で、研究活動にのみ重きを置くことにはいささか躊躇いたしましたが、 卒業生及び在校生の発憤を促し、また母校に誇りをもっていただくことを目標に発足させました。 ご応募いただいた会員の皆様、また、選考委員を務めていただいた先生方に深く感謝いたします。

本年度から学生の基礎配属(3年生が約3箇月間基礎の教室で研究に従事するシステム)が本格的に稼働します。研究に対する early exposure  が目的の一つですが、 学術奨励賞も発表会や受賞者との交流会等を通じて貢献できればと考えております。講義での膨大な暗記事項の奥底に確かに science としての医学があり、 卒業後には多くの卒業生と同様に、臨床研究あるいは基礎研究の形で未解決の問題に取り組むことを実感してもらえれば幸いです。 自主出版等の学生の自主的な活動に対する援助も積極的に行いました。どこまで同窓会が援助するべきか問題もありますが、半ば公的な活動にはできるだけ援助を行いました。

山本清二副会長が触れております様に、同窓会会館の建設が、本同窓会の大きな目標の一つです。今までは目標の大きさと現実のギャップに、ほとんど話が具体化しませんでした。 私の任期の間にも、同窓会員の意向を把握することができず具体化することを断念しました。 今後はいくつかの具体案が執行部から提示され、会員の意向を伺いながら話を進めると思います。 会員の皆様の積極的な参加をお願い致します。

平穏な毎日の中で、出身大学の同窓会との接点を見つける必要性はほとんど無く、またその活動に参加することは難しいと思います。 執行部もどのような同窓会活動が望ましいのかを常に模索しております。今後の積極的な会員の参加と、同窓会の益々の発展を祈念して、御礼の言葉とさせていただきます。