
![]() 瀬 尾 尚 宏 氏Naohiro Seo(準会員)本学皮膚科 助手
同窓会長の梅村先生をはじめ、私を選考して下さった審査委員の先生方に大変感謝しております。まさか準会員の私が受賞するとは思っていませんでしたので、ひさしぶりに大感激しました。医師でない私が浜松医大に赴任して以来、大学に研究で貢献することを心に誓い努力してきて良かったと改めて感じています。
私はがん免疫学が専門ですので、がん治療と皮膚免疫学の融合を目指し6年前から研究を開始しました。
がん関連抗原ペプチドで経皮免疫した多数のマウスの皮膚からランゲルハンス細胞を分離する作業が時間が掛かり大変でした。
現在はヒトへの応用を考え、より効果的な経皮免疫法にするための改良研究を行っています。
経皮がん免疫法もそうですが、全てのがん免疫治療法で共通に抱える問題点はワクチン効果に比べ治療効果が上がらないことです。この原因の一端はがんの患者さんに強く見られる免疫抑制作用であることが判っています。この免疫抑制作用機構を分子レベルで明らかにし、抑制効果の除去法の開発を含めたがん免疫治療研究が今後求められるはずです。
浜松医大の先輩ではないので、他大学出身者の研究者へのメッセージを記します。私の受賞により浜松医大以外の大学出身者も同窓会の準会員になれば応募及び受賞できる道が開けました。良い研究成果をどんどん応募して同窓会賞をもり立てていきましょう。 |