第13回 浜松医科大学 同窓会 学術奨励賞 受賞者に伺いました


河崎氏

河 崎 秀 陽 氏



(医学科16期生)


本学病理学  第二講座  助教 


Q1. 受賞の喜び

今回,同窓会学術奨励賞という名誉ある賞をいただき,大変光栄に存じます。私を選考してくださった選考委員の方々には本当に感謝しています。

Q2. いつ頃から、どのようなきっかけで今回のテーマに取り組まれたのでしょうか

第二病理学教室は中枢神経のサイトメガロウイルス感染の病理機序の解明に取り組んでいます。その流れの中で将来の神経幹細胞移植における拒絶反応と免疫抑制剤,ウイルス感染の関係は大事なテーマであると思い,今回のプロジェクトが4年前に始まりました。また母がパーキソン病を発症した時期とも重なり,なんとか病気の治療の一助にならないかという思いもありました。

Q3. 今回の研究でご苦労された点は

当時 Stanford 大学の教授であった Dr. Edward Mocarski ( 現 Emory 大学)との共同研究で論文を仕上げていこうという計画でした。アイデアもやった実験も本学であるにもかかわらず,e-mail だけで共同研究をすすめるということはとても苦労しました。

また神経幹細胞においてシクロスポリンAでサイトメガロウイスルが抑制するということは魅力的な現象でしたが,その機序を解明するためにどのようにアプローチしていいのか,暗中模索の実験生活でした。

Q4. 近 況

現在病理学第二講座に所属しながら,今回のテーマを中心に研究を続けています。診療,教育に携わりながら,中枢神経系のウイルス感染病理機序に迫れればと日々奮闘しております。

Q5. 今後の課題

今回の研究をより発展させていくことと,病理学を背景に新たな視点から生命の神秘に触れることや新たな診断,治療につながる仕事ができればと思っています。

Q6. 同窓会に望むことは

同窓会にはこれからも優秀な同窓生を奨励していただければと思います。